いきなりの引っ越し〜脳出血二週 その2
午前、いきなり個室への移動。
午前中に告知をいただいて午後イチで部屋移動と、本当にいきなりで驚く。引っ越しはかなりあわただしかったが、リハビリの進捗がここのところ思わしくなかったのでいい刺激になる。
さて実際の個室だが、広くて静かでとても快適。トイレも洗面台も装備されている。こういう施設では介助付きトイレの存在はかなり重要なのだ(もちろん、ナースコールはする必要がある)。何より多人数では迷惑がかかると言うことで、夜間使用禁止となっていた携帯電話(もちろんスマホも含む)が自由に使えるのはありがたい。
いざネットサーフィン!と意気込んではみたものの、思ったより見たいコンテンツが思い浮かばない。Twitterなども必要最低限の情報が得られれば良い感じ。あれだけネット中毒だった私は一体どこへ?
まあ妻とLINEが使えるようになったのは素直に良いことなので、早速この環境をありがたく使わせていただきます。
ねころんで読める新しいリハビリ: 内部障害リハビリテーションの驚くべき効果
- 作者: 上月正博
- 出版社/メーカー: メディカ出版
- 発売日: 2018/06/26
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログを見る
午後の言語リハビリはいわゆる知能検査について。ものすごくびびるが気にしなくてもいいとのこと。
いわゆるIQテストというと「これが解けたらあなたはIQ150!」とかそういう問題を想像するが、何というかもっと淡々と、しかしちょっと頭を使うタイプの問題のようだ。質問の量も結構多い。実はまだ問題の最中なのであまり詳しいことは言えないけど、ひと通り終わったらちょっと紹介してみたい。とにかく巷のIQテストというものが、実はあんまり本物とは関係ないというのがわかった。
夕食、妻と子供たちが一緒に来る。
相変わらずわしないがみんな可愛い。こういうことが本当の幸せなんだと思う。
もしも願いがかなうならば、自宅の前の路地で子供たちとなんとはなしに日向ぼっこや散歩をしてみたい。そんな些細な事が、今は何よりかけがえのない素敵なことのように思えてくる。
夕食後、ふたたび個室へ。トイレなどは介助のためのナースコールが必要だが、消灯の時間まで基本的には自由だ。先程も言ったがネットサーフィンは意外に飽きる。このままゆっくり考え事をしたり、本を読んで過ごしたい。まあ、モバイルバッテリーは必需品ですね。
ブログ、というか日記を書くのもかなりいいと思った。誰かに見せるというより、自分自身の考えを整理しておくために重要だ。その上でPVとかが増えてくれれば言うことないんだけど(煩悩のカタマリのような発言)。
このようなつたない日記でも、みなさんの反応が本当に嬉しい。ちょっとした事でも構わないので、一言感想などを頂ければかなり本気で嬉しいです。