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リハビリ受けながら新しい生き方を探していくブログ

 車椅子が快適すぎる件について〜令和元年9月14日〜

 

 

こんにちは、HRです。日付が安定しなくて申し訳なかったですが、とりあえず日まで入れることで確定しました。ただ、いつもブログ更新ができるわけでもないのでかなり遅くなってしまうこともあります(今回のなんて一週前だし…)。そのへんは寛大なココロでどうかお許しください。。。

 

 

朝、いきなり採血と採尿について起こされた。

確か採血については先日もあったはずだけど、結構頻繁にやるみたいだ。

採尿に関しては実は朝一で出してしまったためブツがてこない。お茶を飲みながら、ちゃんと出るのを待つことにする。

さらにX線の検査もあり。まあ検査が多いのはいいことだと思う。

 

午前中のリハビリで歩行訓練。いつもの先生が休みのため違う先生がやってきたのだが、私にとっては新鮮で面白かった。そして改めて「歩く」という行為の複雑さ、奥深さを思い知る。歩くというだけでもこんなに様々なアプローチがあるものなのか。どうせ長いリハビリテーションなのだからのんびり、楽しみながらやったほうがいいと思った。

 

ひと通りリハビリが終わった後、車椅子の操作もおまけ的に教えてもらった。私は実は車椅子に乗るのははじめて(椅子代わりに使ったことはある)。

片手操作の場合、右手だけで車椅子を回すとどうしても左回転になってしまう。ではどうするかと言うと、同じく無事な右足で軽くブレーキをかける。動きを止めるというより、左へのカーブをいなして真っ直ぐな動きに変える感じだ。

 

これがものすごく楽しい。無事に動く右半身メインでの操作という事もあるが、バランスをとりながら車椅子をまっすぐ前に進めるというのが楽しくてしょうがない。もちろん段差が上がれないという弱点はあるけど、これは事故後一番ハマったかもしれない。

 

浮かれていたら左の机にぶつかってしまった。左方面の注意力が落ちている上に車椅子の側面が結構広い。これは気をつけないと。

 

 

 

 車椅子は色々ありすぎてどれがいいやら…でも割とリーズナブルなものからもあるんですねえ。

 

夜、歯磨き後。看護士さんに「明るくなったみたい」と言われる。気のせいなのか、以前はもっと話しかけづらかったのだろうか。何にしても気にいられる事は良い事。

 

夜の自由時間中にごく軽い仕事。Macbookを右手だけで色々使う。トラックパッドでのスクロールやドラッグ操作が思ったよりも快適。タイプミスが多いので時間はかかったが、ごく簡単な操作なら右手でも何とかできそうな気がする。

将来的には動画編集なども右手だけで行えたりするのだろうか。車椅子を右半身だけで操作した事を考えると、決して不可能ではないような気がする。

 

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ふと、右手を大きく回して左手を掴む。掴まれれた感覚は、左手にはまだない。

残った右手を最大限に生かすことを考えるのか、左手の新しい神経と暮らす事を考えるのか。どっちがいいことなのかは私にはわからないが、掴んだ左手からは暖かい温もりを感じる。

長い付き合いになると思うけど、この左手と仲良くして行こう。なんとなくだけど、そんな風に思った。